北海道新幹線の開通により、本州方面からの正面玄関口として、函館は注目を浴びています。
ここから行ける絶景は、大自然・都会それぞれの美しく広大な景色を満喫できるスポットとなります。

大沼国定公園(函館市内→車で約45〜55分)

七飯町・鹿部町・森町の3町にまたがった、「大沼・小沼・蓴菜(じゅんさい)沼」の3つの湖沼と、活火山である「北海道駒ヶ岳」からなる面積9,083ヘクタールの国定公園です。
また、大沼と駒ヶ岳は、「三保の松原(静岡県)」「耶馬溪(大分県)」とともに「新日本三景」の1つにも選ばれています。
→情報ページ:http://www.onuma-guide.com/
【大沼・小沼・蓴菜(じゅんさい)沼】(函館駅→車で約45分)
駒ヶ岳の火山活動によってできた「大沼」は、サイクリングコースで沼周辺を巡ったり、遊覧船やボートで水上からの風景を楽しんだりできます。
また、「大沼」と「小沼」の一部の島では橋が渡されており、周遊コースとして楽しめ、「蓴菜沼」は、夏には白をはじめ黄色や赤のスイレンが咲き、水面の風景に美しく映えます。
【北海道駒ヶ岳】(函館駅→車で約55分)
先にご紹介した大沼などからも絶景の1つとして臨むことができる、標高1,131mの山です。別名「渡島富士(おしまふじ)」と呼ばれ、郷土富士として地域のシンボルにもなっています。
また、広い一本道でできた登山道があり、初心者向け登山としてもオススメです。

函館山(函館駅→車で20分)

函館の絶景スポットとして外せないのは、やはり函館山でしょう。
昼間に見る山頂からの光景もなかなかですが、まず何よりも、夜景は「世界三大夜景」の1つと数えられており、特徴ある湾曲の地形に光る函館のまちと輝く海のコラボレーションがとても美しく、必見です。
なお、混雑を避けるために夕方頃からマイカー・レンタカーでの通行が禁止になることがあります。時間帯は季節によって変わるので、情報サイトにてその都度ご確認ください。
→情報ページ:http://www.hakobura.jp/nightview/post-156.html

大沼国定公園→函館山の順がオススメ

巡る順番としては、大沼国定公園→函館山の順番がいいかもしれません。
先述しましたが、函館山は夕方頃からマイカー・レンタカーでの通行ができなくなる時間帯があります。
これを踏まえ、先に函館市内でレンタカーなどを借りて大沼国定公園へ→日没前に函館へと戻り→函館山へはロープウェイからの風景を楽しみながら山頂まで→山頂では日が沈んで夜景が完成するまでの移り変わる風景を堪能する……というルートをオススメします。

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