釧路からは、水に関連した絶景スポットがオススメです。
大自然の織りなす歴史が生み出したことによる絶景は、大変貴重なものとして国定公園に指定されるなど、大切に守られています。

釧路湿原国立公園(釧路駅→車で約30分)

北海道東部の釧路平野に、阿寒川と釧路川に挟まれるような形で広がる湿原です。釧路市・釧路町・標茶町・鶴居村の1市2町1村にまたがった国定公園になっています。
また、細岡展望台・北斗展望地・釧路市湿原展望台・コッタロ湿原展望台・サルボ展望台・サルルン展望台といった、広大で美しい湿原の絶景スポットを楽しめる場所がたくさんあります。
→情報ページ:https://city.hokkai.or.jp/~kkr946/

シラルトロ沼・茅沼温泉(釧路湿原展望台→車で約45分)

「シラルトロ沼」は釧路湿原国立公園の一部で、特別天然記念物のタンチョウや、天然記念物ヒシクイ、オオワシ、オジロワシといった多くの水鳥が訪れる湖です。また、シラルトロ湖を眺望できる「蝶の森展望台」があり、蝶の森ではいろいろな蝶や野鳥の姿を観測できます。
次の目的地である摩周湖までは若干距離がありますので、到着時間によっては「茅沼温泉」で宿泊し、ゆっくり疲れをとってから翌朝出発というのもいいかもしれません。
→情報ページ: https://city.hokkai.or.jp/~kkr946/mokudou_touro_shiraru.html

摩周湖(シラルトロ沼→車で約60分)

「霧の摩周湖」とも呼ばれ、1年のうち100日は霧がかかっていることでも有名な、観光スポットとしては外国人にも人気の湖です。
特に「滝霧」と呼ばれる現象は、摩周湖を囲んでいる崖から白い滝のような霧が一気に流れ込むもので、これは東北三陸沖から500kmを北上し、釧路湿原や牧草地などを飲み込みながら、摩周湖へと達します。その圧倒的・幻想的な光景は、夏場に数回しか見られない奇跡の絶景です。
また、霧が晴れると、今度は「摩周ブルー」と言われるエメラルドブルーに輝く美しい水の世界が現れます。これも、“透明度日本一”がなせる自然の神秘です。
このさまざまな現象はとても気まぐれで、どの絶景に出会えるかは運次第。それもまた、たくさんの表情を持つ摩周湖だからこその魅力といえるでしょう。
→情報ページ:http://www.masyuko.or.jp/pc/sightseeing/masyuko.html

絶景を満喫しよう

釧路湿原〜摩周湖までの移動は、レンタカーを借りるなど車での移動がオススメです。若干距離が長めですので、水の大自然の中に癒しを求め、満喫しながらマイペースに進んでいきましょう。

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