稚内は、北海道の最北端に位置する土地です。
本州からだと遠いイメージがありますが、この土地ならではの景観や海の風景など、他では見られない「最北端だからこそ」の絶景が広がっています。
海沿いルートが主になりますので、現地に着いてからレンタカーなどで走るのも気持ちよいのではないでしょうか。
→情報ページ:http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/
ノシャップ岬(稚内空港→車で30分or稚内駅→車で10分)
漢字では「野寒布岬」と書き、この語源のアイヌ語「ノッ・シャム」は“岬が顎のように突き出たところ”“波の砕ける場所”という意味があると言われています。
夕日が大変美しい岬で知られ、また晴れた日には、海の向こうに利尻富士や礼文島を望むことができます。(利尻島・礼文島へはフェリーが出ています)
宗谷岬(ノシャップ岬→車で約50分)※稚内空港→車で40分or稚内駅→車で30分
北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”として知られています。北極星の一稜をかたどっている三角錐のモニュメントがあり、広大な海をバックに、大変見応えのある絶景スポットです。ここから43km先にサハリン諸島が臨めます。
宗谷丘陵周氷河地形(宗谷岬→車で15分)
宗谷岬の背後に広がる宗谷丘陵は、2004年に北海道遺産として選定されました。約1万年前の氷河期で出来上がった周氷河地形と言われる景観が特徴です。
丘陵は牧草地にもなっており、宗谷黒牛が放牧されています。そんな風景の中を散策やサイクリングで楽しむこともできる絶景スポットです。
時間があれば“オロロンライン”でドライブ!
もし時間が許すのであれば、“オロロンライン”ドライブがオススメです。
オロロンラインとは、小樽〜稚内までの海岸線を行く約380kmの道のりです。所要時間は休憩も含めて約7時間。小樽から出発の北上ルートが人気ですので、小樽でレンタカーを借りて稚内までの観光スポットや海の風景を楽しんだあと、稚内で宿泊してから周辺の絶景を巡るのもいいでしょう。